ドラグショベル(バックホウ)を使えるようになるために、小型車両系建設機械特別教育を受けたら、ついでに除雪もできるようになった件

小型車両系建設機械特別教育教科書

この記事では小型車両系建設機械特別教育を受けた体験記を書いていきます。

農家はみんな使えてるドラグショベル(バックホー)を「より安全に使いたい」と思った。

さまざまな免許は持っていると役に立つことがあります。

ですが、免許取得には最後に試験があったりして、

なかなか受からない場合もあります。

そんななか「講習」を受けるだけで乗れるようになるものがあります。

ドラグショベル(バックホー)もその一つです。

「ユンボ」とか「油圧ショベル」などと呼ばれたりしますが、

ユンボは商品名です。

ユンボ(yumbo)は、一般にはバックホウ、油圧ショベル、パワーショベル、等と呼ばれる掘削用建設機械の呼称のひとつで、日本においてはレンタルのニッケンの登録商標(商標登録第2086745号[1])である。

「油圧ショベル」は 1990年代に入ってから、これらの統一名称として「社団法人日本建設機械工業会」によって定められたものである。(ウィキペディアより)

正式名称は先ほどから使っているとおり

「ドラグショベル(またはバックホー)」と言うのです。

こんなの。

バックホー

よく農家さんが、畑などで使っていたりします。

自分の庭や農地などの敷地内だけで業務でなく運転・操作する場合は免許・資格は不要なのですが、

農家が本職でない「なにかとマジメな男」は農業側でケガすると本職にも響くので、

「できるだけ安全に使いたいな」

と思い、特別教育を受けることを決心しました。

特別教育ってなに?免許もらえるの?

業務として現場でドラグショベル(バックホー)を使う場合は「特別教育」を受けることで、

業務として使用が可能になります。

つまり建設関係のサラリーマンは基本的に業務として受けているので、

小型車両系建設機械特別教育が必須なのです。

さらにこれは、あくまで「現場での作業」で、

道路を走らせたい場合はまた別に免許がいります。

3t未満の場合は「小型特殊」の免許になるのですが、

そもそも普通自動車免許が上位の免許なので、

車に乗れていれば行動を走る「免許」は持っていることになります。

ではさっそく特別教育の様子や内容に入っていきましょう。

特別教育の学科・実技の様子、内容は?

小型車両系建設機械特別教育は2日間にわたって行われます。

一般的に1日目が「学科」、2日目が「実技」になります。

受講するためには各地区にある特別教育実施機関に申し込む必要があります。

「〇〇県、小型車両系建設機械」で検索すればほぼ一発で出てきます。

毎月あるものでもないので、早めに調べておいたほうが良いですね。

建設業労働災害防止協会で主催していることが多いのかな。

受講するのにお金がかかり、わたしは「21,000円」でした。

小型車両系建設機械特別教育領収書

増税前に申し込んでいたので、増税後は少し増額されているかもしれません。

私が受講したときの職種割合は参加している方々は半分が建設会社関係者、

半分が建設会社以外の人と言った感じでしたね。

何で分かるかというと、建設会社関係者の人には補助金が出る場合があるのです。

これも各都道府県で違うと思いますが、1日目の学科が始まる前に教官が

「補助金の申請用紙必要な会社のかたは代表者が撮りに来てー。」

と言ったときにぞろぞろと半分くらいがもらいに行っていました。

あと、建設関係じゃない人たちのたいはんは「除雪」対応目的みたいです。

雪が降る地域には「除雪」という冬場の仕事があります。

これは国、県、市町村から委託を受けたオペレーターさんたちが道路等の雪を除く作業のことです。

冬場に仕事が暇になる人にはけっこうなお小遣いになるのだそうで。

受講した人の男女比は男性が圧倒的に多いが、女性もいないわけではないという感じです。

年齢層もばらばらで、就職したばかりだと思われる年齢の人から、

還暦近いと思われる人まで幅広く参加してました。

ちなみに1日目の学科も2日目の実技についても、

ほぼノンストップで実施されるので「写真を撮る余裕が皆無」です。笑

みんな基本的には初めての学科、初めての機械操作(農家で畑で使っていない限り)なのでついていくのに必死です。

1日目の学科については服装は基本的に自由、テキストは配布されたものを使用して淡々と進んでいきます。(質疑応答も基本的にはなし)。

小型車両系建設機械特別教育教科書

法令知識、機械の構造的知識、簡単な力学の知識(高校一年生くらいかな)を行います。

この時にバックホーとホイールローダーの「各部名称」と「レバー操作」を教えられるのですが、

この二つだけは必ず覚えておいたほうが二日目の実技がスムーズです。

他のことはこの講習の中ではほぼ必要ないかなと。

業務としてするひとは一般知識として知っていたほうが良いかなという感じ。

2日目の実技については服装は長袖、長ズボン(つなぎ可)。ヘルメットは持参できる人はしてほしい旨の通知がありました。

教育機関でも持っているみたいですが、全員分はないので協力してくださいという感じでしたね。

私もホームセンターから買った安いヘルメットと

ディッキーズのつなぎがあるので装備していきました。

建設会社の人たちは自分のところの持ってきてましたが、

大手だとやはりヘルメットでマウント取れるみたいですね。

日頃から全く関係のない私からすると結構面白い光景でした。

実技についてはバックホーとホイールローダーをそれぞれ最低2回操作することになります。

一度目は教官の指示のもとに、

二度目は基本的には自分だけで操作(適宜教官から指導あり)になります。

かなり必死になりながら操作するのですが、

やはり皆さんスムーズには動かせてはいませんでしたね。

2~3時間やそこらでコツなんか掴めませんし、ありません。

講義・実技を受けている間に必死で脳内反復を繰り返し、

教官から注意されながら実施します。

当日はこれしかありません。

前日の学科後にどうしても「予習」したいなという人は、

アプリ「重機でGO」を入れると少し練習になるかも。

私は操作方法だけ体に覚えさせたくて、

学科後に探して入れました。結局一時間くらいしかできていないですが、

実技の緊張をいくらか取ってくれました。

あとは教育機関の運転時のルールがあるでしょうから、

注意されながらその場で体に叩き込むしかありません。

完ぺきにこなすのはあきらめてください。

実技の時には受講生がいくつかの班にわからて実施するのですが、

私の所属していた班は一人欠席者がいたらしく、

時間が余ったとのことで

「志願者はいないかい?もう一回乗りたい人は?」

と教官から声を掛けられて、

誰も手を上げずにいたら私が指名されて

「君、3回目どうだ?」

と言われたので、素直にはいと言って載せてもらいました。

1回目よりも、2回目。

2回目よりも3回目のほうが確実に上手に乗れていました。

教官からの注意も減ったし。

ある程度までは経験した分だけ上手になるのです。

バックホー

あっという間の二日間が終了して修了証をもらう。

特別教育は2日間のみで終わります。

あっという間に終わってしまって、

実技が終わったら、その日のうちに修了証をもらうことができます。

再発行などをするにはお金がかかるのでなくさないようにしましょう。

また、この特別教育を受けた機関が仮につぶれてしまった場合、

再発行ができなくなってしまうので注意しましょうということも教官たちから言われましたが、

業界の団体がつぶれるってそもそもその業界がなくなるくらいしか…と思ったのは秘密です。

ついでに除雪のオペレーターもできるようになった。

基本的にはバックホーを安全に使いたくて受けた特別教育なのですが、

ホイールローダーも扱えるようになったので、

田舎の市町村で冬実施している除雪のオペレーター(操縦者)になることもできるようになりました。

若いうちにホイールローダーの技術を磨いておけば、

退職してからの冬の仕事として、

行政側の除雪の仕事もできるかもしれません。

これはこれで副業というか、リスクヘッジになっていいなと思いました。

家の中での安全な畑仕事・将来の収入(行政の除雪)のために特別教育を受けておくこと、おすすめです。

 

 

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